カイランの花

"カイラン”と聞いてピンとくる方、かなりの野菜通だと思います。

 

漢字で”芥藍”と書きます。

 

キャベツは漢字で”甘藍”。

つまりはキャベツ寄りのアブラナ科の野菜なんです。

カイランは英語だと"Chinese kale"、直訳で中国のケール。

ケールもキャベツの仲間ですから違和感は無いです。

タイ料理には"カナー”という名前で登場します。

 

段々ややこしくなってきましたが、つまりはアジアの広い範囲で食べられているアブラナ科の野菜です。

簡単に形容するならば太めの菜の花。

スティックブロッコリーのような。

 

通常は花が咲く前の花蕾に葉が付いたものを出します。

中華料理では高級食材の部類に入りますかね。

日本では取引価格が結構高いので。

美味しいのに、生産量が少ないんですね。

カイランの花はほぼ出回って無いと言ってもいいくらい珍しいんでは無いでしょうか。

 

菜の花としては大きめ。

しかも黄色ではなく白花。

花弁のエッジにウェーブがかかっていて可憐です。

 

最近は食べられる花が何かと注目されています。

このカイランの花はその中でも絶品です。