キクイモ(Topinambur)

キクイモです。

菊のような花が咲いて、地下に芋ができるから。

ですって、由来が。

キク科ヒマワリ属ですから、確かに菊のようなヒマワリのような花を咲かせます。

 

別名が面白いんです。

トピナンブール(topinambur)、エルサレムアーティチョーク(jerusalem artichoke)、ブタイモ等々。

トピナンブールの由来は、ネイティブアメリカンのトピナン族が食べていたことらしいです。

エルサレムアーティチョークのエルサレムはイスラエルの首都ですが、エルサレムが産地とかそういうわけでは無く。

イタリア語の読みを英語に直すときにそうなっちゃったみたいで。

ただ、このアーティチョークというのは的を得てるなと。

 

食べた時の印象は、ウコンや生姜にちょっと近い。

生姜といっても辛いわけではありません。

辛くない生姜。

そして茹でた時の香りと食感。

それがどことなく、アーティチョークに似ているんです。

 

イタリアではアーティチョークの旬が始まりました。

なぜか同じ品種の同じタネを使っても、イタリアは秋から冬にかけてが旬。

それが日本では4月下旬から6月初旬にしかできません。

 

話が少しそれましたが。

アーティチョークが恋しい方にオススメです。

 

フレンチやイタリアンでは頻繁に使われるこのキクイモ。

スープにしたり、チップスにしたり。

日本では最近めっきり生産者が減ってしまったようで。

ちょっと前は糖尿病に効果があるなんて言われてブームだったと聞きましたが。

 

うちのキクイモは柏のフレンチ、レスペランス・カヤモリさんで使っていただいています。

本格的な味付けのキクイモ料理を是非!