ルッコラセルバチカです。
セルバチコと呼ばれることもあります。
ルッコラは大別すると二つあり、ロケットと呼ばれるものと、このセルバチカです。
日本で一般的に販売されているルッコラはロケットの方が圧倒的に多いです。
産直やスーパーなんかでも見かけるのはほとんどがロケット。
ロケットはフランス語でルッコラの意味。
和名はキバナスズシロと言い、大根の仲間です。
ちなみに、植物分類だとアブラナ科キバナスズシロ属キバナスズシロ。
一方セルバチカ(selvatica)はイタリア語で「野生」という意味です。
なので、直訳すると野生のルッコラ。
でもロケットがキバナスズシロなのに対してセルバチカは、アブラナ科エダウチナズナ属ロボウガラシ。
植物的には違うものなんです。
路傍辛子ってことは道端に生えてる辛子ってことですね。
さすが野生。
確かに、栽培していた場所は後々になってもこぼれ種で勝手にセルバチカが生えてくることが多々あります。
雑草並みの生命力。
というか、元々は雑草ですよね。
でも味は抜群です。
ロケットよりも格段に香りが高く辛味も強い。
サラダにほんの少し入っているだけで、強烈なインパクトを与えてくれます。
セルバチカを食べ慣れてしまうとロケットが優しい味に感じます。
昨年行ったイタリアの食事で、「ルッコラ入り」と書かれているメニューでは、
100%の確率でセルバチコが使われていました。
それまではロケットも結構食べられていると思ったので意外でした。
うちではロケットもセルバチカも結構作っていたんですが、
まあまあ手がかかるので昨年中盤くらいから栽培をやめていたんです。
でも欲しいと言ってくれるお店の方が多かったのでセルバチカだけ再開しました。
久しぶりの収穫でやっぱり美味しいなと思いました。
見た目に綺麗な赤軸とスタンダードな青軸の2種を栽培しています。
産直などにもたまに出しますので、是非お試しください。
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