プチヴェール（Petit vert）

明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い申し上げます。

今年の一粒万倍日を調べたら、一発目が元日。

普段はこんなこと気にして種をまいているわけではないんですが、新しい年を迎えたということで...

仕事始めがレタスの種まきになりました。

さて、ありがたいことに三が日もぼちぼち出荷がありまして、今日も今日で色々オーダー頂きました。

その中で出荷開始になったのがプチヴェール。

日本ではまだ珍しい紫です。

だいたい出回っているのは緑なので。

しかしこの野菜に関して「日本では珍しい」ってのも変な話で...

実はプチヴェール、芽キャベツとケールを交配させてできた日本生まれの野菜なんです。

その誕生が1990年なので、今から27年前。

当時からプチヴェールといえば緑の品種だったはず。

（他の色はつい最近まで見かけなかったので）

ここからは想像になるんですが、芽キャベツを日頃から食しているヨーロッパの人たちがプチヴェールの存在に気づき、

食べ、味の良さを認め、美味しいならばと栽培を始め、種を交配させて紫の品種を作ったのではないのかと。

なぜなら私はヨーロッパからの輸入された種を使っているんです。

キャベツに紫があるように、プチヴェールに紫があっても何ら不思議ではないんですが。

海外でも認められ、品種改良が行われるようにまでなった（想像）この野菜を、

皆さんも是非お試しください。